このインフォグラフィックシリーズでは、2018年のコンテンツマーケティングを方向づける上位5つのトレンドと、そのトレンドを自社のプログラムに取り入れて最高の結果を達成するための戦術を紹介します。この記事を読んで、コンテンツマーケティングプログラムを促進するパーソナライゼーション戦略を策定しましょう。
現代の消費者は今まで以上に、エンゲージしているブランドから関連性が高くパーソナライズされたコンテンツを定期的に受け取ることを期待しています。コンテンツのパーソナライズは、コンテンツマーケティング担当者がデバイスやチャネルを超えて素晴らしいカスタマーエクスペリエンスを提供するために必要不可欠です。
「適切な人に適切なタイミングで適切なコンテンツを配信すること」と広く定義されているパーソナライゼーションは、重要なコンテンツマーケティング戦略として頭角を現し始めています。ある調査によると、パーソナライズされたインサイト重視のコンテンツに投資することは、忠実な顧客との関係を維持・育成するうえで大きな効果があると言います。また、Accentureは、小売店が購入履歴や好みにもとづいてお勧めを紹介している場合、消費者の58%が実店舗やオンラインでも購入する可能性が高くなると述べています。
新しいテクノロジーやリソースを追加する必要がありますが、コンテンツのパーソナライゼーションはカスタマージャーニーにプラスの影響を与えることができます。顧客は、個人に合わせたオファーを受けることで、あなたのブランドと定期的にエンゲージするでしょう。そして、エンゲージメントの向上は時間をかけて、リードや売上の増加につながります。
パーソナライズされたコンテンツハブの構築に、機械学習や人工知能を取り入れているブランドもいますが、これには多大な投資が必要です。しかし、これらを開発せずとも、時間・お金・リソースがあまりかからない「軽めのパーソナライゼーション」戦略で成功させることができます。
金融サービス大手のFidelityの場合、行動データや態度データを活用して、顧客の感情に訴えかけるコンテンツを開発しています。同社は、財務状況に関するアンケートを通じてインタラクティブなオンラインクイズでユーザーを導き、彼らの好みや傾向に関するインサイトを獲得しています。アンケートが終わると、Fidelityは各ユーザーの入力内容にもとづいてパーソナライズされたコンテンツエクスペリエンスを提供しています。これは、同社にとってもオーディエンスにとってもWin-winな戦略です。なぜなら、Fidelityは顧客の情報や彼らが望むものを把握することができ、顧客はそれぞれの財務状況に合わせたコンテンツを受け取ることができるからです。
パーソナライゼーションは比較的新しい戦術ですが、競合他社よりも先に自社のコンテンツマーケティングプログラムに取り入れるだけの価値があります。以下のインフォグラフィックで、オーディエンス向けにコンテンツをパーソナライズする方法を紹介します。
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Gaby TamaはNewsCredのソーシャルメディア・コンテンツマーケティングアソシエイトです。
元記事「INFOGRAPHIC: How to Get Started With Personalization for Content Marketing」は2018年1月24日にInsights.newscred.comに掲載されました。
この記事はNewsCred BlogのGaby Tamaが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。
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