コンテンツマーケティングにおける「コンテンツの質と量」の課題を解決するには

アマナが実施した調査によれば、コンテンツマーケティング運用の課題として「コンテンツの質と量」を挙げる企業が多いことがわかりました。顧客に有益な情報を発信し、エンゲージメントを高めるためにはコンテンツの戦略的な設計が求められます。コンテンツ制作に予算をかけても、成果が得られなければ意味がありません。ここでは、具体的にコンテンツを制作する際の課題と解決方法についてアマナの渡邊が解説します。

コンテンツは「3つのC」に分けて考える

アマナでは、コンテンツ制作に取り組む際の効果的な手法として「CREATION」「COLLABORATION」「CURATION」の頭文字をとって「3つのC」を提案しています。CREATION企業が伝えたい視点から制作するオーダーメイドのコンテンツ(オリジナルコンテンツ)、COLLABORATION他メディアや有識者など第三者の目線を交えて制作するコンテンツ(タイアップなど)、CURATION様々なメディアが制作するコンテンツ(ライセンスドコンテンツ、ストックフォトなど)をキュレーションすることを意味します。

マーケティングファネル別に活用する「3つのC」

コンテンツ制作を「3つのC」に分けて考えることは、マーケティングファネルにおけるターゲット別の設計と相性がいいと考えています。例えばターゲットが潜在顧客層であり、指標がトラフィックの向上である場合を考えてみましょう。自社のことをあまり知らない、自社サービスに関心が薄い層に向けて自社を紹介するコンテンツ(オリジナルコンテンツ)を公開しても、閲覧してくれる可能性は高いとは言えません。さらにターゲットの興味関心に沿ったコンテンツを全て自社で制作することは、時間的にもコスト的にも困難ですし、持続性が高いと言えないでしょう。そうした場合に「キュレーション」つまり他メディアが制作するコンテンツの活用が効果を発揮します。

「3つのC」に分けて考えることで、ターゲットの課題を起点とした流入が見込めるほか、興味関心の高い検索クエリのニーズを把握し、オリジナルコンテンツの制作に活かすこともできます。

他メディアのコンテンツを活用する「ライセンスドコンテンツ」

他メディアが制作したコンテンツを自社メディアに掲載する際には、ライセンスを受けて二次使用できる「ライセンスドコンテンツ」を活用することになります。

Source:  e27(左) NEC/ Digital Finance –Inspiration-(右)

海外、国内問わずメディアが制作するコンテンツには客観性、信頼性、即時性といった特徴があり、検索エンジン最大手のGoogleが重要視するE-A-Tの評価基準を満たしやすくなります。ただ、こうしたコンテンツをすべて自社で制作することは、現実的に難しい企業が多いことでしょう。

ライセンスドコンテンツの利点

「ライセンスドコンテンツ」は制作コストだけでなく、大きく3つの優位性があることも特徴です。

1.持続可能な配信を実現できる

通常のコンテンツ制作工数を考えると、オリエンから企画~制作~編集~配信まで平均して1.5~2ヶ月かかります。しかし、ライセンスドコンテンツを活用することにより、制作期間を約2週間に短縮することが可能です。コストや工数を抑え、安定してコンテンツを配信することができます。

2.つながりを構築できる

企業視点で制作するオリジナルコンテンツ(企業が伝えたい情報)は、必ずしも顧客が知りたい、欲しい情報とは限りません。専門性が高いメディアが制作するライセンスドコンテンツを活用することで、顧客が興味関心を抱く内容のコンテンツをスピーディーに配信することができます。

3.ニーズを捉えることができる

マーケティングファネルにおける潜在顧客層は、将来の顧客となりうるターゲット層です。ただ、潜在顧客層のニーズを捉えるには、数多くのテストが必要となるでしょう。顕在顧客層、見込み顧客・検討顧客など、ターゲット層別に適切なコンテンツを配信することで、有益なコンテンツコミュニケーションが実現できます。

まとめ

オウンドメディアのコンテンツ制作については、特に「質と量」に関して多くの企業が課題を抱えている状況です。アマナが提唱する「3つのC」は、ライセンスドコンテンツを活用することで質と量の課題を解決し、「持続性」「つながりの構築」「ニーズを捉える」ことを実現できると紹介しました。「3つのC」は、オウンドメディアの課題を解決するひとつの有効なツールとなるでしょう。

「コンテンツマーケティング戦略テンプレート」をダウンロード

 

撮影 [ top ] :sonnzinn(amana)
AD [ top ] :片柳 満(amana)
文・編集:桑原 勲(amana)

 

 

KEYWORD キーワード

KEYWORDキーワード