企業Instagramの上手なストーリーズ機能の使い方とは?

企業でInstagramを活用するなら、ストーリーズ機能も活用したいところ。情報をタイムリーにユーザーに共有できたり、企業の新たな一面も発信でき、購買促進やファン増加につながります。今回はストーリーズの効果的な使い方を事例と共にお伝えします。

ストーリーズはブランドのギャップ発信に最適!?

ストーリーズとは、フィード投稿とは別枠で、写真や動画を24時間限定で投稿できる機能のこと。24時間で消えてしまいますが、その反面手軽さもあり、今ではフィード投稿よりもストーリーズを頻繁に利用しているユーザーも多くなっています。

ストーリーズはアイコンをタップしないと見られないこともあり、フィード投稿とは異なる世界観の演出が可能。一つのアカウントで二つの目的やトンマナを使い分けることができます。

この違いをうまく活用すれば、クールな印象のブランドがストーリーズでは弾けてギャップを出すなど、ブランドの新たな一面を打ち出すことができます。Instagram上でスタンプや文字を乗せて加工することもできるので、手軽に始められることもメリット。遊び心のある投稿は、ストーリーズならでは。ブランドのギャップを見せることで、新たなファン層の拡大につなげていきましょう。

 “今”届けたい情報ほどストーリーズの活用を

ストーリーズのいい点は、フィード投稿と比べ、“今この瞬間”の情報を届けられること。フィード投稿はタイムライン上で埋もれてしまい、フォロワーに見てもらえないことも多々。しかし、ストーリーズはスマホの画面をタップするだけで次々と投稿を見ることできるで、閲覧率も上がります。

ストーリーズに向いているのは、新着情報やインフォメーションの発信です。1万フォロワーを超えるアカウントであればリンクを貼ることもできるので、Webサイトに遷移させて記事の閲覧や購買を促すことができます。

ハイライト機能で効果的なアーカイブ作成を

ストーリーズの特性は24時間で消えることですが、ハイライト機能を使えば24時間経ったあとも投稿を残すことができますその際、カテゴリ分けしておくと、ユーザーが知りたい情報を見つけやすくなります。ブランドの商品やサービスを利用するのに手順が複雑であれば、その内容をまとめたり、よくある質問を「Q&A」としてまとめるのもユーザーにとって有益です。

 ハイライトは何個でも残すことができますが、あまり数が多いと見てもらえないので、画面に入る4~5個くらいに収めるのがおすすめです。

効果的なハイライトを作っている企業事例

Nike Tokyo

【ここがポイント!】

イベントの様子やキャンペーン動画などをストーリーズで発信しているのが、Nike Tokyoのアカウント。フィード投稿は3投稿ずつ一連のビジュアルが使われていますが、ストーリーズでは縦型動画の特性をつかんだプロモーション動画や、イベント当日の様子を配信しているのが印象的です。ハイライトはイベント情報やインタビュー動画など、シリーズごとで分かれているため、見やすさも抜群です。

 

niko and

【ここがポイント!】

niko and のアカウントは、ストーリーズでアイテムごとに5日間の着まわしコーデ「#ニコフク。」を配信しています。そのシーズンの新作をチェックできるうえに、動画で撮影されているので、着用したときの雰囲気も伝わりやすいのがポイント。気になった商品があれば、直接ECサイトに遷移することもできます。

 

LUSH JAPAN

【ここがポイント!】

LUSH JAPANのアカウントは、色の見せ方が秀逸です。たとえばバスボムがお湯に溶けていく瞬間の動画を展開したり、自分の肌の色とファンデーションの色を比較検討するコンテンツを用意したりと、画面いっぱいに表示される縦型動画の特性を活かしながら、一般的な商品写真だけでは伝えられない魅力が引き出されています。大胆で個性的な使い方は必見です。

バスボムの動画。

肌の色とファンデーションの色を比較検討するコンテンツ。

まとめ

ストーリーズやハイライト機能は、Instagramでのブランディングの幅を広げる大きな武器に。情報をリアルタイムに伝えやすいことや、縦型動画といったストーリーズの特性を活かし、フィード投稿とは異なる使い方でブランドや製品の魅了を伝えていきましょう。

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