いいね!したくなる写真の撮り方 ーライフスタイル編ー

2017年の新語・流行語大賞にも選ばれた「インスタ映え」。SNSが消費者の日常の一部となり、企業の宣伝部・広報部の担当者も活用するべきだと感じているのではないでしょうか。とはいえ、どのような点に気をつけて写真を撮ればよいか、どのように依頼したらいいのか頭を抱えますよね。

大切なのは、実際に商品が使われているシーンを想像させること。今回は、ライフスタイルの中で商品を魅せる4つのポイントを紹介します。「インスタ映え」な写真を撮影し、思わず、「いいね!」したくなる写真を目指しましょう! 企業の宣伝部・広報部のみなさん、必見です。

1.人の気配を感じさせる

小物や料理を見せたいときに、目的のものだけを写していませんか。被写体だけでなく、人の手などのパーツを写り込ませるようにしてみましょう。使用している生活シーンや人の気配があると温かみを感じ、写真が一段と華やかになります。

左:人の気配なし 右:人の気配あり

<ちょっとひとテク!>

グラスに注目! 撮影中にカップを持った手を動かし、わざとブレさせて臨場感を出しましょう。

セットに注目! あえてパンくずを落としたり、容器の蓋を開けるなど状況を崩し、自然な日常感を演出しましょう。

2.使用シーンを想像させるスタイリングをする

撮影している小物は同じでも、左右の写真の違いは明らかです。右側の写真を見て、どんな使用シーンが思い浮かびますか。一人暮らしの女性が朝にシャワーを浴びて、お気に入りのスキンケアグッズで整えているシーンが想像できますよね。このように生活シーンの片隅を切り取るようなスタイリングをすることにより、求めているターゲット層にダイレクトに伝わります。

左:商品単体 右:スタイリングあり

<ちょっとひとテク!>

小物に注目! 花やコットンなど、シーンを連想できる物を使うことで、ターゲット層に合う雰囲気を演出できます。

ぼかしに注目! 商品以外を少しぼかして、被写体とのバランスをとりましょう。

色づかいに注目! キーカラーをメインに2〜3色程度がおすすめです。見せたいもの以外は色味を抑えるとまとまりのある絵になります。

3.光の使い方

写真を撮るうえでとても重要なのは、光の使い方。光を調整して撮影すると写真の印象をがらりと変えることができます。初心者におすすめなのは、サイド光。まずはここからスタートしてみましょう!

<ちょっとひとテク!>

明るさに注目! 晴天よりも、少し曇っているくらいの方が光の影響を受けにくく撮影しやすいです。おすすめの時間帯は、朝〜15:00頃です。

露出に注目! レフ板を窓と反対側に設置し明るくしましょう。

4.背景でストーリーを感じさせる

背景も、写真を魅力的に見せる大切な要素です。たとえば外で撮るとそれだけで雰囲気のある写真になりますし、屋内でも洗面台やキッチンなど背景を選ぶことで、ライフスタイルをイメージさせることができます。

<ちょっとひとテク!>

背景に注目。撮影の際は、うるさくない背景を選びましょう! 公園などのグリーンや空のブルーなどは、写真を引き立たせるにはとっておきの場所です。

まとめ

企業にとって、SNSを活用していくことが求められる今。ポイントを押さえて写真を撮るだけで、広告色を感じさせずに情報を伝えることができます。 商品の魅力を知ってもらうには、ターゲットを想像し、その商品を使っている日常をイメージさせたり、商品から体験できる価値が伝わることが大切。他の投稿も継続して見たくなるような写真を撮りましょう!

企業の担当者が撮影する場合も安心

今回の撮影用の商品は、Awabees(アワビーズ)のリース商品を使用しました。

テキスト:ビジュアルシフト 編集部
カメラマン:大野咲子
イラスト:井上元太

SOLUTION

INFOTO

INFOTO

法人向け全国プロカメラマン出張撮影・ライター取材サービス。日本全国約600名以上の厳選されたプロ契約カメラマンのネットワークを活かし、地域性を熟知した、撮影現場に近いカメラマンを手配するほか、欧米・アジア在住の日本人カメラマンをアサインし、海外での取材撮影の手配も可能です。
また、様々な分野に精通したプロ契約ライターが、取材・執筆・校正までを行うほか、企業イベント、採用・教育、IR活動に特化した記録用動画撮影サービスや、撮影した写真をワンストップでフォトブックにして提供するプリントオンデマンドサービスも提供しています。

KEYWORD キーワード

KEYWORDキーワード

本サイトではユーザーの利便性向上のためCookieを使用してサービスを提供しています。詳しくはCookieポリシーをご覧ください。

閉じる