祝・山の日!日本の象徴「富士山」をブランディングに使おう

富士山のリスはクルミが割れない? 動植物のビジュアルには意外な注意ポイントも

こんにちは、アマナイメージズの松野です。6月も後半となり、山のレジャーが1年のうち最も盛り上がるシーズンになってきました。今年から8月11日が「山の日」として祝日に制定され、今から登山やトレッキングを楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな山の日になぞらえて、今回のテーマは「富士山」。日本の象徴として、海外向けブランドの広告やインバウンド需要に向けたキャンペーンなど、さまざまな用途に活用できる富士山の画像セレクトのヒントをご紹介します。

雄大な自然、浮世絵、動物たち‥。富士山の多彩な魅力を活かすイメージ訴求

(1)季節や時間によって一瞬一瞬その表情を変える霊峰・富士

富士山ほどいろいろな表情を見せる山も珍しいかもしれません。朝焼けで赤く染まる「赤富士」や湖面に写る「逆さ富士」は、古くから浮世絵や日本画の題材としても用いられてきました。太陽が重なった山頂付近が輝く「ダイヤモンド富士」もテレビなどでおなじみの存在になりましたよね?

日本を象徴する自然風景のひとつであり、芸術や信仰の対象として多くの人に親しまれてきた世界文化遺産・富士山。そんな富士山が日本ならではの四季折々の変化に沿って見せる雄大で神秘的なイメージは広告やカレンダーにも最適です。

(2)インバウンド需要にもマッチ。葛飾北斎「富嶽三十六景」

江戸時代の人々の生活や自然風景をダイナミックに、時にコミカルに描き出した浮世絵。日本の歴史や文化、自然を象徴するビジュアルとして、外国人観光客の興味・関心も得やすい素材かもしれません。そんな浮世絵の代表的作品のひとつと言えるのが、葛飾北斎の「富嶽三十六景」です。

浮世絵を広告などに利用するなら、江戸時代の伝統的な技法をベースに1枚1枚職人さんの手作業で仕上げられた「アダチ版画研究所」の作品がオススメです。折り目やキズもなく、江戸当時のナチュラルな色彩を再現したビジュアルが特徴で、改変も自由にできるので合成など表現の幅も広がります。
 

(3)視点を変えて富士山の動物のビジュアルをセレクト

ちょっと視点を変えて、富士山に棲む動物たちの画像をセレクトするのも面白いかもしれません。ツキノワグマやムササビ、ニホンカモシカなど、日本の陸上に生息する約100種類のほ乳類のうち、約半数が富士山とその周辺エリアで確認できるそうです。豊かな自然とその恩恵に感謝し、山の大切さに目を向ける「山の日」のキャンペーンにも活用できそうですね。

ちなみに、富士山のリスはクルミの殻を上手に割れないのをご存知ですか? リスといえばクルミやヒマワリの種を口いっぱいに頬張ったキュートな姿がおなじみですが、富士山にはもともとクルミの木がないので、そこに生息するリスもクルミの割り方を学習することができないそうです。

ひと口に「山」といってもそこに棲む動物や自然環境はそれぞれ異なります。例えば「富士山」をテーマに絞り、そこに棲むリスの画像を使うなら、必ず富士山麓で撮影された素材であることを確認して選ぶようにしましょう。動植物のストックフォトを利用する場合はこうした細かい点にも気をつけたいですね。
 

日本の象徴・富士山は、世界的にも有名な自然風景の1つ。2020年の東京オリンピックを控える今、外国人観光客向けのキャンペーンや海外向け商品のブランディングなど、幅広い用途に使えるイメージです。今回ご紹介した視点を参考に、あなたの会社の企画に花を添える富士山のビジュアルを選んでみてはいかがでしょうか?

今回紹介した画像の詳細はこちら

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