2018年も終わりを迎えようとしているこの時期、多くのマーケティングトレンド調査が実施されています。CMIとMarketingProfsが発表した新しいデータによると、コンテンツ制作とコンテンツマーケティングの予算は2019年に向けて増加傾向にあるということです。この調査結果は、パーソナライゼーションと統合型コンテンツエクスペリエンスに対する投資額の増加を意味することでもあり、マーケティング担当者と消費者の双方にとって素晴らしいニュースです。
2019年に、新しいコンテンツマーケティング戦略のビジネスケース(投資対効果検討書)を構築したい方に向けて、新しい統計データと重要なポイントをご紹介します。
重要なポイント: 音声コンテンツ、革新的なアプリ、そしてAR(拡張現実)コンテンツに多くの注目が集まっていますが、B2BとB2Cの双方のオーディエンスに本質的な価値を提供し続けているのは、依然として高品質の記事(モバイルに最適化された)コンテンツと魅力的なビジュアルです。
8. オーディエンス調査の一環として顧客と対話できているのは、B2Bマーケティング担当者のたった42%です。(CMIおよびConductor)
9. データを顧客関係管理(CRM)システムに統合する方法をしっかりと把握していると答えたのは、B2Bマーケティング担当者の13%のみです。(Dun & Bradstreet)
10. 約45%のコンテンツ制作が、場当たり的に行われています。(IMN Inc)
11. コンテンツマーケティングの戦略ドキュメントを持っているのは、調査対象のB2Cマーケティング担当者の33%です。(CMIおよびMarketingProfs)
重要なポイント: マーケティング担当者が理想とするコンテンツマーケティング戦略とプログラム実行との間には深い隔たりがありますが、今後はデータドリブンな統合型キャンペーンの計画立案に変えていかなくてはなりません。コンテンツマーケティングの戦略ドキュメントを作成するにはNewsCredのガイドをご参考ください。
12. 2021年までに、すべてのコンテンツが目の肥えたオーディエンスの期待に答えるものになるため、コンテンツマーケティングという用語自体が死語になるでしょう。(Gartnerの2018年コンテンツマーケティング・プラットフォームのマジック・クワドラント)
13. CMOの74%は、マーケティング目標を達成するための適切な技術を備えている自信が少ししかないと答えています。(Nielsenの2018年CMOレポート)
14. 2018年に、ANA(全米広告主協会)会員の78%が、何らかの形で社内代理店を有していると答えています(2013年の回答は58%)。(ANA)
重要なポイント: これらの統計情報は、2019年に最も成功するのは社内コラボレーションを取り入れ、すべてのマーケティング活動にコンテンツマーケティングのベストプラクティスを導入し、より統合されたコンテンツエクスペリエンスを顧客に提供するよう努めるブランドだという、NewsCredの予測と一致しています。
2019年のコンテンツマーケティングトレンドに関する情報を把握することができましたか? 最後に、優れたパフォーマンスを発揮するマーケティング戦略に役立つ参考記事をいくつか紹介します。
Ali HartはNewsCredのマーケティングコーディネーターです。
元記事「14 New Statistics to Help You Build a Better Content Marketing Strategy in 2019」は2018年12月13日にInsights.newscred.comに掲載されました。
この記事はNewsCred BlogのAli Hartが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。
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