食品、飲料品、日用品、医薬品など、さまざまなパッケージ系商品が日々発売されています。それらの商品を画像にした「商品パッケージ画像」の重要性も高まっています。
商品パッケージ画像には、「商品名」「商品の内容」「商品形状」「商品のイメージ」など、さまざまな情報を消費者に伝える役割があり、カタログやチラシ、ECサイト、ウェブ広告など、幅広い用途でも活用されています。
そんな重要な役割のある商品パッケージ画像を、“伝わる画像”にするための方法を、より見やすく、より分かりやすくという視点からご紹介します。
パッケージ系の商品には多くの種類の容器が使われており、その形状や素材もさまざまです。その中には、商品の情報が見づらかったり、形が分かりづらい商品もあります。
例えば、下の画像をご覧ください。パウチ包装の商品はシルエットの崩れやシワの影響で、商品の情報が分かりづらくなってしまうことがあります。
そこで3DCGの出番です!
3Dで作成したモデルにデザインデータを貼り付けることで、形が正確で情報も見やすい、撮影された商品とは見違えるようなきれいな画像ができあがります。
以下の画像をご覧ください。3DCGを活用することで、シルエットが整い、情報がクリアに伝わる画像になっています。
3DCGで作成された画像は、アングルやライティングがそろっているため、並べたときに統一感があります。トーン&マナーが合った画像は、一貫性と信頼性を与え、企業のブランドイメージを向上させる効果もあります。
今回は3DCGを使った手法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
もちろん、撮影でも良い商品画像は作成できますので、商品によって手法を使い分けることが大切です。
消費者は「商品パッケージ画像」を見て、どんな商品なのかを認識し、関心を持ちます。見やすく、分かりやすく、統一感があることで、商品情報だけでなく、信頼感と安心感が、“伝わる画像”になるのではないでしょうか。
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文・3DCG画像: 齊藤直樹(アマナ)
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