えっこんな企業がこんなメディアを!?ニッチな情報を発信するBtoBオウンドメディア事例のまとめ[9選]

近年マーケティング施策の一つとして注目を集めているオウンドメディア。自社メディアの立ち上げ、運営を行う企業は右肩あがりに増え続けており、WEB上には無数のオウンドメディアが存在しています。そんな中、企業を相手にしたBtoBオウンドメディアはニッチな情報を発信し「成功メディア」として注目されているものがたくさんあります。

今回はそんなニッチな情報を発信するBtoBの成功メディア事例を9件ご紹介いたします。

1 パナソニック株式会社【制御機器知恵袋】

「商品についての基礎知識や使い方、カタログ用語の解説など、パナソニックの担当者がわかりやすく解説する」をコンセプトとした、パナソニック株式会社のオウンドメディアです。お客様の問い合わせに対する答えをコンテンツ化し発信することで、既存顧客との定期的な情報交換が目的と考えられます。制御機器に関する知識のない方は「なんてマニアックなんだ」と思われる情報がたくさん掲載されていますが、素人にもわかりやすい専門用語解説がふんだんに含まれており、スイッチの入門講座等、普段何気なく使っているスイッチの奥深さを垣間見ることができます。

ac-blog.panasonic.co

企業名:パナソニック株式会社
メディア名:制御機器知恵袋
URL:http://ac-blog.panasonic.co.jp/
目的:質問数・既存顧客のリピート

2 ローム株式会社【Device Plus】

半導体、電子部品メーカーのローム株式会社が運営する、「ものづくりを愛するエンジニアやエンジニアを目指す方々に情報をお届けするWebサイト」をコンセプトとしたオウンドメディアです。ソフトウェエアや電子機器に関するコラム・取材記事・電子工作等、多数のコンテンツが用意されており、製品売り上げや問い合わせ目的ではなく、コーポレートサイトへの流入やブランディングを目的としたサイトと考えられます。「シブすぎ技術に男泣き!」という漫画で一躍有名になられた見ル野栄司さんの漫画も掲載されており、ライトな層からより専門的な層まで読みごたえのあるコンテンツが多数掲載されているのも特徴です。

deviceplus

企業名:ローム株式会社
メディア名:Device Plus
URL:http://deviceplus.jp/
目的:コーポレートサイトへの流入・ブランディング

3 東海バネ工業株式会社【バネ探訪】

バネ専属メーカーの東海バネ工業株式会社は、製品導入企業への訪問レポートを定期的に更新するオウンドメディア「ばね探訪」を運営しています。こうした既存客への関係性構築を図ることを目的としたオウンドメディア以外にも、コーポレートサイトでは38号にも及ぶ膨大な量の「バネの基礎知識」の掲載やバネに関する質問掲示板も用意されており、新規ユーザーの獲得のコンテンツも多数準備されています。

tokaibane

企業名:東海バネ工業株式会社
メディア名:バネ探訪
URL:https://tokaibane.com/bane-tanbo/
目的:コーポレートサイトへの流入・ブランディング

4 株式会社日立ソリューションズ【情報セキュリティブログ】

「膨大なセキュリティ関連のニュースに関し、その最新動向やニュースを読み解くポイントを解説する」ことをコンセプトとした株式会社日立ソリューションズの情報セキュリティブログは2015年に10周年を迎えた歴史あるオウンドメディアです。専門性の高いセキュリティ最新情報やIT駄洒落(だじゃれ)コンテストまで、企業のセキュリティ担当者が定期的に訪問したくなるようなコンテンツが多数用意されています。

securityblog

企業名:株式会社日立ソリューションズ
メディア名:情報セキュリティブログ
URL:http://securityblog.jp/
目的:商品ページへの流入・ブランディング

5 東洋インキ株式会社【TOYO INK 1050+】

「デザイナーやクリエイターをはじめ、色に関わりのある方を対象に、色の考え方、使い方など役に立つ情報を提供する」ことを目的とした東洋インキ株式会社のオウンドメディアは、色に関するアプリ情報やカラーチップの番号検索まで、あらゆる角度から色の情報を提供しています。製品そのものを売るのではなく、色と関わりのある方との接点を増やし将来的にお客様になってもらうことを目的としたサイトと考えられます。芸術家の草間弥生さんやアニメーション美術監督の山本一二三さんまで、他では読むことのできないアーティスト・クリエーターインタビューも魅力の一つです。

toyoink1050plus

企業名:東洋インキ株式会社
メディア名:TOYO INK 1050+
URL:http://www.toyoink1050plus.com/
目的:SNS拡散数、AU数・ブランディング

6 鈴与株式会社【文書管理虎の巻】

文書トータル管理サービスを提供する鈴与株式会社は、自社サービスの導入事例や日常的に使う文書の保管方法等、ビジネスを強くする為の文書情報を発信する「文書管理 虎の巻」というオウンドメディアを運営しています。カテゴリー分けや豊富なタグ情報により目的の情報を探しやすい作りとなっており、文書管理のHOWTOサイトとして活用されています。各記事の最後には文書管理に関する問い合わせフォーム、契約書管理指南書のダウンロードへの案内があり見込み顧客獲得の導線造りがしっかりとされているサイトとなっています。

document.suzuyo.co

企業名:鈴与株式会社
メディア名:文書管理虎の巻
URL:http://www.document.suzuyo.co.jp/toranomaki/
目的:問い合わせ数、資料DL数・リードジェネレーション

7 NEC【WISDOM】

ビジネスに役立つ経営戦略やマネジメント、マーケティングなどの情報を、“つなぐ”“つながる”をコンセプトに幅広く提供するオウンドメディアです。作家、大学教授、などが記事を執筆しており読み応えのあるコンテンツが大量にあり、会員登録しなければすべてのコンテンツが見られない仕組みとなっています。自社の宣伝などはほとんどなく幅広い新規顧客の獲得が目的と考えられます。

WISDOM---ヒトをつなぐ。ビジネスがつながる。

企業名:NEC(日本電気株式会社)
メディア名:WISDOM
URL:https://www.blwisdom.com/
目的:会員登録数・リードジェネレーション

8 前田建設工業株式会社【前田建設ファンタジー営業部】

前田建設工業株式会社 が運営する「前田建設ファンタジー営業部」は、アニメ、マンガ、ゲームといった空想世界に存在する建造物を実際に受注し建設することを真面目に考え、図面・見積もり・工期スケジュールを連載形式でコンテンツ提供しています。建設会社が運営していることもあり実際の業務の裏側、進行のディテールをわかりやすくかつリアルに伝え企業の真面目さと親しみやすさが同時に感じ取られます。建設業界に関係のない方も読みやすくユニークな内容から書籍化・舞台化もされた人気オウンドメディアです。

maeda.co

企業名:前田建設工業株式会社
メディア名:前田建設ファンタジー営業部
URL:https://www.maeda.co.jp/fantasy/
目的:PV、AU数・認知度向上

9 東京エレクトロン株式会社【テレスコープマガジン】

「テクノロジーが生み出す未来社会」をコンセプトに、最前線で活躍する研究者や最新のプロジェクトを取材したオリジナルコンテンツを配信。年4回の配信ですが、そのボリュームと専門性の高い記事は無料とは思えないほどの豪華な内容となっています。硬派な専門情報だけでなく、元陸上選手の為末さんとの対談なども掲載されており、テクノロジーに興味を持つきっかけにもなりそうです。メールマガジンの登録やコーポレートサイト、ミュージアムサイトへの流入が目的と考えられます。

Telescope-Magazine

企業名:東京エレクトロン株式会社
メディア名:テレスコープマガジン
URL:http://www.tel.co.jp/museum/magazine/
目的:ミュージアムサイトへの流入・ブランディング

最後に

いかがでしたでしょうか?成功メディアとして挙げさせていただいた9社は、業種は異なるものの「ユーザーニーズを階層的にとらえ、導入コンテンツから専門コンテンツまで準備していること」「メディアの目的が明確になっていること」という点で共通しているのではないでしょうか。

今回ご紹介した事例の中からBtoBオウンドメディアの運用ヒントを見つけていただければと思います。

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