NewsCredは、クライアントプログラムに一貫した方法論を適用することで、測定可能な業績を生み出せることをよく理解しています。
複数のステップで構成されたNewsCredの方法論を実行すれば、自ら確立したコンテンツマーケティングの目標を達成することができるのです。
しかもこの方法論は、社内コミュニケーションツールとして使用したり、チームのオンボーディング(新規採用者への手ほどき)・研修・コミュニケーション・イネーブルメント(活動改善)に取り入れたりすれば、同じくらい強力なものになります。具体的にどのようにすればいいのか、早速見ていきましょう。
私たちがクライアントプログラムで重視している最初のステップは、全体の目標に立ち戻れるよう、明確に文書化されたコンテンツマーケティング戦略を策定することです。社内コミュニケーションや社内研修のことになると、私たちは包括的な戦略の策定を検討することすら忘れてしまいます。しかし、戦略が欠けてしまうと、重複して効率が悪く、効果のないコミュニケーションが生まれてしまうのです。
NewsCredのやり方: NewsCredの研修と人材開発の戦略は、学習やコミュニケーション方法に関するデータにもとづいた多面的なものです。私たちは、プログラムの全体的な目標を策定することから始め、それを各四半期に向けて小さな目標と成功の評価基準に分解しています。当社の戦略は、従業員のエンゲージメントと定着を推進し、ベストプラクティスを植えつけ、コンフォートゾーンから抜け出して挑戦させることに重点を置いています。さらに、マネージャーや主題専門家が指導者として行動できるような環境づくりも行なっています。この点については、以下のセクションで詳しく説明していきましょう。
自分自身に問いかけてみましょう:
NewsCredの方法論の第2のステップは、コンテンツへのトラフィックを促進するために、あらゆるチャネル(ソーシャルメディア、電子メール、対面イベントなど)を自由に活用することです。オーディエンスにコンテンツを公開するための配信戦略がなければ、コンテンツは見られなくなり、忘れ去られるでしょう。
社内コミュニケーションについても同様のことが言えます。さまざまなフォーマットで必要な情報を簡単に見つけることができるように、従業員が頻繁にアクセスするフォーラムにリソースを配置しましょう。また、電子メール・会議アナウンス・社内チャットを通じてこれらの資料や情報に関するリマインダを送信するのにも役立ちます。
NewsCredのやり方: NewsCredは研修とオンボーディングのために、さまざまな場所で同じ研修デッキを用意して従業員が簡単にアクセスできるようにしています。当社の「コンテンツマーケティング初級編」デッキはGoogleスライドに掲載されていますが、学習管理システムである社内Wikiの「NewsCredとコンテンツマーケティングページにようこそ」にも掲載されています。このデッキは新規採用者が個人研修を受けた後にSlackから共有されるものです。
自分自身に問いかけてみましょう:
私たちは、ビジュアルコンテンツが魅力的であることをよく知っています。学習に関する統計によると、人口の65%が視覚学習者であり、ビジュアルリソースから最も多くの情報を保持しています。しかし、私たちは新しいプロセスを説明した文書へのリンクを含む長文メールを送信し、新規採用者がすぐに活用することを期待してしまいます。
NewsCredの方法論の第3ステップであるエンゲージメントは、コンテンツマーケティングの成功だけでなく、従業員にも当てはまるものです。私たちは、社内文書を作成したり共有したりする方法を考え直すべきでしょう。従業員が簡単に理解して保持できる資料を作成することに注力し、魅力的な対面研修や対面ディスカッションによって指導を強化しなければなりません。
ゲーミフィケーションやコンテストで、少し楽しさを加えてもいいですね(NewsCredの従業員はkahoot.itが好きです!)。
NewsCredのやり方: 多様な学習スタイルに対するエンゲージメントとアピールを促進するために、NewsCredの研修ではcrawl/walk/run(ハイハイ/歩く/走る)のアプローチを採用しています。NewsCredのソリューションに慣れてきた従業員は、まず動画を視聴した後、当社のソリューションを説明した高レベルの対面研修に参加します。彼らはその後、各ソリューション部分について深く掘り下げたセッションに参加して、インタラクション・Q&A・ディスカッション・高いレベルのエンゲージメントを促進して理解を深めています。
自分自身に問いかけてみましょう:
NewsCredの方法論の第4ステップは「アクション」です。オーディエンスがエンゲージした後、さらに次のステップに進んでもらうにはどうすればよいでしょうか?(コンテンツマーケティングにおいては、ニュースレターにサインアップしてもらったり、フォームに記入してもらったり、情報を受け取るために当社に連絡してもらうことが多いです)。
社内コミュニケーションでは、少し違ったアクションでアプローチします。新規採用者が増員され、最高レベルで仕事を遂行することができるようにするにはどうすればよいでしょうか?
ここで、学習に関する統計を再度紹介しましょう。インタラクティブな研修や検定は、教室で行う講義よりもはるかに効果的です。セミナーで自転車に乗る方法を学ぶことはできませんよね? 社内コミュニケーションにエクササイズ・活発なディスカッション・ロールプレイ・検定・フィードバックを組み込めば、情報の保持をより確実にできるうえ、メッセージの有効性を積極的に評価することができます。
NewsCredのやり方: 当社の従業員は、入社から約1カ月間、ソリューションに関する研修を十分に受けたオンボーディング日の終わりに、インタラクティブなワークショップに参加します。このセッションでは、ソリューションの知識を活用し、顧客価値、当社のクライアントの共通したbefore scenario(成約に至るまでの事前シナリオ)、コンテンツマーケティングプログラムの成功に必要なものなどを説明しています。ここで彼らが学習した情報を活用することで、リーダーシップと研修チームは知識のギャップを特定することができます。
自分自身に問いかけてみましょう:
数量化しない限り、成功だと言い切ることは不可能です。戦略では成功を判断するために測定するKPIを特定しましたね。コンテンツマーケティングにおけるこれらの評価基準は、トラフィック目標から収益目標に至るまでさまざまです。社内コミュニケーションの場合、企業情報の保持と利用可能なリソースの有効性に関する定量的な評価基準のことです。
これには以下のものが含まれます。
NewsCredのやり方: NewsCredでは、過去2年間で社内リソースの有効性を創造・共有・訓練・測定する方法を劇的に変えました。具体的には、wikiシステム・会話分析ツール・オンボーディング計画・学習管理システム・社内研修スペシャリスト(私です)・自動化OKR追跡システム・CRM内の取引評価プラグインなどを追加しています。従業員のエンゲージメントと成功の包括的な測定値を生み出すために、これら複数のソースからデータをまとめることが私の最優先事項です。
自分自身に問いかけてみましょう:
NewsCredでは、従業員の効率性と有効性の向上をとても大切に考えています。社内コミュニケーションとオンボーディングにNewsCredの方法論を実装することは、すべての従業員を成功へと導くための大きなステップでした。さらに合理化したチームになるために、自分たちが今後2年間で何ができるのかを考えると、今から待ちきれません。
Meghann MisiakはNewsCredの研修・活動改善マネージャーです。
元記事「Applying the NewsCred Methodology to Internal Training + Communications」は2018年7月9日にInsights.newscred.comに掲載されました。
この記事はNewsCred BlogのMeghann Misiakが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comまでお願いいたします。
また、日本におけるNewsCredパブリッシャーネットワークに関してはNewsCred by amanaまでお問い合わせください。
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コンテンツマーケティングの本場であるアメリカで、業界を牽引するリーディングカンパニーであるIndustry Dive。国内唯一の独占パートナーであるアマナがその集合知を活用し、成果へと繋がるコンテンツマーケティングをサポートします。
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