毎年日本国内では数々の創造性溢れる広告が生まれていますが、その中から優秀な広告を評価し、多くの人の前で発表する賞の機会も多数設けられています。
この記事では、2024年時点で開催されている国内の主要な広告賞と、その公募内容を紹介します。
※すでに今年の締め切りが終了している賞は、参考として過去の日付を記載しています。
・概要:1961年から開催されていた「ACC CM FESTIVAL」が2017年にあらゆるクリエイティブを対象とした賞としてリニューアル。名実共に国内最大級の広告賞で、映像広告、デジタル広告、マーケティング、デザインなど多岐にわたる幅広く応募カテゴリーが特徴。
・応募締切:2024年7月1日
・応募条件:2023年7月1日から2024年6月30日までに公開された作品が対象
・審査基準: 妥協性、メッセージ性、制作技術など(部門による)
・応募方法:公式ウェブサイトからエントリーフォームに記入し、作品をオンラインで提出
・公式サイト:https://www.acc-awards.com/
・概要: 1947年設立、電通が主催する日本で最も歴史のある広告賞。紙広告、テレビCM、ラジオCM、グラフィック広告など、歴史ある広告手法から最先端の映像技術まで、中間応募カテゴリーを備えるいる。
・応募締切:2024年4月1日(参考)
・応募条件:2023年4月1日から2024年3月31日までに制作された広告が対象(参考)
・審査基準: 目標の心を動かす力があるか、広告主の戦略が伝わるか、チャレンジが感じられるか、社会的多様性は保たれるべきかなど
・応募方法:公式ウェブサイトで応募者登録を実施後、オンラインで提出(プリント広告は現物も提出)
・公式サイト:https://adawards.dentsu.jp/
・概要: コピーライターやプランナーが所属する東京コピーライターズクラブが運営。受賞作品や優秀作品を掲載した「コピー年鑑」も発行している。グラフィック、CM、WEB、ネーミング、POPなど幅広いカテゴリーがありながら、「ことば」を専門とするスタンスで、広告業界のコミュニケーション技術の向上を目指しています。
・応募締切:2024年3月1日(参考)
・応募条件:2023年3月1日から2024年2月29日までに使用・掲載された広告が対象(参考)
・審査基準: 阻害性と創造力、表現力、訴求力、影響力、戦略性など
・応募方法:公式ウェブサイトからエントリーし、作品をオンラインで提出
・公式サイト:https://www.tcc.gr.jp/
・概要: 1952年に創立した新聞社が主催する広告賞。新聞をはじめとする紙面企画広告が対象で、紙面に掲載された広告を対象とする「広告主参加」と、用意された課題を選んで作品を制作・応募する「一般公募」の2つの形式があります。2022年度よりデジタルと新聞広告が連携した部門を新設。
・応募締切:2024年4月5日(参考)
・応募条件:2023年4月1日から2024年3月31日までに掲載された広告が対象(参考)
・審査基準: 非公開
・応募方法:公式ウェブサイトからエントリーし、作品を郵送またはオンラインで提出
・公式サイト:https://www.asahi-aaa.com/
・概要: BtoB広告の普及や振興をはかるために、日本ビジネス広告協会が主催する広告賞であり、日本で唯一のBtoB広告の総合コンテスト。広告を通して展開される「BtoBコミュニケーション」にスポットを当てているのが特徴で、ビジネス・マーケティング・コミュニケーションの活性化を目的としている。
・応募締切:2024年3月28日(参考)
・応募条件:2023年4月1日から2024年3月31日までに制作された広告が対象(参考)
・審査基準:企業コミュニケーション活動と制作の総合技術の両方を評価
・応募方法:メール、郵送、持参にて提出
・公式サイト:https://www.bbaa.or.jp/jiggy/sogo
・概要: デジタルマーケティング研究機構が主催する「ウェブ関係者、ウェブ関係者による、ウェブ関係者のための賞」で、プロモーションサイトやコーポレートブランディングなど複数の部門がある。企業グランプリ部門」と人にスポットをあてた「Web人材部門」があるため、法人はもちろん、個人での応募も可能です。
・応募締切:2024年8月30日
・応募条件:公開中のWebサイトが対象
・審査基準:利用者視点での品質、コンセプトの統一性、オリジナリティ、アクセシビリティなど
・応募方法:公式ウェブサイトにて参加登録後、サイトURLをオンラインより登録
・公式サイト:https://award.dmi.jaa.or.jp/
日本国内では広告業界のさらなる発展とクリエイティブな作品の誕生を促進するために、さまざまな広告賞が設けられています。作品を見て新たな技術に触れたりインスピレーションを得るのもオススメです。自分のクリエイティブと相性のよい賞があったら積極的に挑戦し、作品を世に広めてみてはいかがですか?
文:田中良
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