⼈は動くものに本能的に注意を引かれやすい性質があります。
聞き⼿に興味を持ってもらうためにもプレゼンテーションに視覚的な動きを取り⼊れることは重要です。しかし、アニメーションを使ってみたいと思っても、どこから⼿をつけて良いかわからない⽅も多いはず。
この記事では、アマナのデザイナーがどういう設計で動きを取り⼊れているかを解説します。
PowerPoint 2016から搭載された画⾯切り替えの「変形」トランジション。2つのスライドで共通するオブジェクトの位置や形状を認識し、アニメーションで繋げてくれます。
下記のサンプルでは、各ページの画⾯切り替えに「変形」を適⽤すると、1~3ページ目では丸囲みのオブジェクト、3~4ページ目では四⾓のオブジェクトが反応します。
できあがったサンプルはこちら。それぞれの共通オブジェクトは滑らかに繋がっています。共通オブジェクトを⾃由⾃在に動かすだけで、効果的な演出となります。
※「変形」の設定秒数は、オブジェクトの移動距離やサイズ変化に合わせて、適宜調整しましょう。
ページごとの要素には別途アニメーションを追加使用しています。
次に、スライド中⼼エリアのビジュアル絵柄を左へ動かし、切り替える⽅法です。同じデザインフォーマットが続く際には、シーンが切り替わる部分のみを動かす⽅が効果的。固定表⽰部分と変化表⽰部分を分けることで、聞き⼿は動きにフォーカスし、変化した箇所を直感的に認識することができます。
できあがったサンプルはこちら。サンプルは数秒で画⾯を切り替えていますが、通常は、1スライドで1分以上のプレゼンテーションが多くなります。画⾯の切り替え時に⼤きな動きをつけるだけで、聞き⼿側に興味を持ってもらい、集中⼒を取り戻すことに貢献します。
ページごとの要素には別途アニメーションを追加使用しています。
動きのあるプレゼンテーションは、聞き⼿の関⼼を惹きつけます。しかし、常に動き続けるという過度なプレゼンテーションをする必要はありません。
例えば、ポイントを強調する、順番を認識してもらうなど、聞き⼿への視覚効果として最⼩限からはじめることが⼤切です。
⽂:⼤渡智恵⼦(アマナ)
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