企業コミュニケーションに活用したい、日付×写真の贈りもの

誕生日、記念日、達成日、サービス開始日など、様々な日付がビジネスや暮らしのキーになっているものです。そうした日付情報に写真をプラスしていくことで、さまざまなコミュニケーションに活用できるものが生まれるのです。

今回は、そんな情報と写真の上手な活用術をお届けします。

写真は、データ情報にストーリーをもたらす

例えば、あなたの誕生日の日付についてネットで調べてみてください。
その日の歴史上の出来事や、その日に誕生した、あるいは亡くなった著名人などの情報が、ずらりとリスト化されてテキストで表示されるはずです。もしかしたら、知っている著名人の名前を見つけて「へぇ、そうだったんだ」と気づかされることがあるかもしれませんね。

そうした情報はその日付と同じように、あくまで”データ”です。 でも、そこに写真がプラスされていたらどうでしょう。

例えば、昔その日に起こった出来事の写真や生まれた著名人のポートレートなど。テキストの情報に写真が加わるだけでその日付にストーリーが生まれ、何か特別なものになっていくと思いませんか?

写真を使うことで、メッセージの届き方が変わる

情報があり、それにちなんだ写真があって、送り手のメッセージがある。するとそこにストーリーを感じることができます。もちろんその伝わり方も大きく異なってくるはず。

写真の活用で、メッセージはより届きやすくなり、受け取る人は届けられたものを大切にしたいと思うのではないでしょうか。

企業のさまざまなコミュニケーションで実践

写真をうまく活用することで、より効果的に伝わる素敵なコンテンツになる——
​これは、企業のさまざまなコミュニケーション活動においても、有効なアプローチであることはまちがいありません。

例えば、その日を特別な日にすることができるという点に着目したサービス「DAYS Book 365(現在はサービスを終了しています)」は、テキスト情報と写真がデーターベース化されており、それらを日付軸で切り取って編集できるコンテンツサービスです。

企業においては、お客様の誕生日で切り取ったビジュアルを盛り込んだギフトブックとして贈ったり、時にはデジタルサイネージのコンテンツとして、「今日は何の日?」という切り口で配信するなど、さまざまな形で企業のコミュニケーションを特別に、かつ効果的なものにすることができる優れもの。

いくつか、企業での実際の活用例を見てみましょう。

▼ DAYS Book 365 あなたに贈る「今日は何の日?」/ 蔦屋家電 二子玉川 店頭

CASE1)TSUTAYA「T-SITE」
お客様と商品をつなぐコンテンツ

例えば、T-SITEを運営するTSUTAYAでは、その日が誕生日の俳優のコンテンツを掲載して、その人が出演している映画作品に誘導。お客様と関連商品をつなぐきっかけとして利用していました。

▼ T-SITE Webサイト(現在は配信しておりません)

CASE2)髙島屋
お客様にお届けするプレゼントと一緒に

髙島屋百貨店では、外商の担当者がお客様にお届けするプレゼントと一緒に、お客様の誕生月の本を贈っていました。場合によっては、誕生日や結婚の記念など、そのお客様にとっての記念日に合わせて、特定の日付の本を贈ることもできます。

▼ 外商担当者が、自身のお客様に贈る「誕生月の本」(現在は配布しておりません)

CASE3)新生銀行
お客様の記念日に、手書きのメッセージと共に贈るギフトブック

お客様の記念日の冊子に担当者から感謝の手書きメッセージを添えてお手元へ。お客様の特別なタイミングに普段のご来店への感謝の気持ちをお伝えするツールとして活用されていました。

▼ 左の白紙ページに、担当による手書きのメッセージを入れることで完成します(※現在は配布しておりません)

CASE4)テイクアンドギヴ・ニーズ
結婚の記念に、両親に贈る「思い出のアルバム」

結婚式の引き出物や両親へのギフトは、ある程度決まった枠の中から選ぶことが多いのですが、テイクアンドギヴ・ニーズでは、新郎、新婦が生まれた “日”に着目した活用を、ギフトの1つとして提案。2人の成長のアルバムとメッセージを添えられる仕様は、特別な日をよりいっそう心に残す、特別なギフトとして活用されています。

▼ 上記はアルバムのイメージです

自動車や住宅業界、
企業のインナーコミュニケーションとしての活用も

このほかにも、自動車のディラーの方がお客様と新車を撮影した写真と納車日のコンテンツをギフトブックにしてプレゼントしたり、企業におけるインナーコミュニケーションツールとして永年勤続表彰の記念品にしたりなど、企業においても、日付を軸にしたコンテンツはさまざまなシーンでの活用が考えられます。

誰にでも、その人にとっての”大切な日”があります。これは企業という人格でも同じ。
情報にストーリをもたらしてくれるビジュアルの力を、企業のコミュニケーション活動でも活かしてみてはいかがでしょうか。

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